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04 2025

【法学部トピックス: アカデミック・スキルズ】 4年間の学びと その先の人生に通じる 学ぶ技術と姿勢を獲得。

大学での学びは、高校までの学習と内容も手法も大きく異なります。そこに戸惑う学生も少なくありません。そんなギャップを解消するため、法学部1年次1学期に設けられている授業が、「アカデミック・スキルズ」です。講義の一部を担当する北原先生と、これまでに受講した大関さん、片平さんに講義の活かし方を語っていただきました。

[アカデミックスキルズ参加] (写真左から)

法学部 法律学科 教授 北原 博

法学部2部 1年 大関 亘平 (北海道札幌真栄高校出身)

法学部1部 政治学科2年 片平 咲希 (北海道倶知安高校出身)

大学ですぐに役立つ“学ぶスキル” とは

——「アカデミック・スキルズ」とは、どういう講義なのですか?

【北原】「アカデミック・スキルズ」を端的に表現すると、レポートの書き方や情報ソースの選び方、そして卒業後のキャリアまで、4年間の学びに通じる知識と技術を身につける講義です。3名の先生がそれぞれのジャンルを担当し、15回の講義のうちアカデミアが9回、メディアとキャリアが各3回の3本立てになっています。皆さんももう受講しましたよね。

【片平】はい。1年生の1学期に受講しました。大学での勉強は、高校までとはまったく違うので、正直、最初は戸惑うことも多いのですが、この講義を通して参考文献の記載方法など具体的なレポートの書き方や、情報収集の方法などが学べました。

【大関】レポートは大学で初めて取り組むものだったので、この講義があってすごく助かりました。レポートを書く時に必要な、問いの立て方や適切な情報収集のやり方、レポートの構成の仕方などをしっかり学べます。

——どんな知識や技術が身につきましたか?

【片平】参考文献からの引用の仕方もすごく参考になりました。それがしっかりできていないと、盗作とか盗用になってしまうというのを初めて知りました。

【北原】そうですね。引用のルールはしっかり勉強してもらいたい部分です。レポートや論文を書く際に、自分の意見とほかの人の意見はきっちりと分けなくてはならないんですね。その辺は、読書感想文と明確に異なります。

【大関】大学ではレポートを書くために1から自分で調べなくてはならないので、ニュースの見方や、何が信用できる情報かを見極める必要性について教えてもらえたのも良かったですね。

【片平】クリティカル・リーディングという読み方があることも初めて知りましたし、参考にする媒体そのものにも気をつけなくてはいけないとわかりました。

【大関】高校までは課題が用意されていて、必要な情報の集め方もある程度示唆されていましたが、大学ではすべて自分でやらなくてはいけないので、こうした知識がすごく役に立ちます。

その先の人生にも活かせる土台に

——「アカデミック・スキルズ」で学んだことを、ほかの講義や演習でも活かしていますか?

【片平】もちろんです。政治学科は選択する講義によってはレポートが多いんです。レポートを書くためには、参考文献からの引用が必須。毎回、「アカデミック・スキルズ」で使った教科書を開きながら書いています。

【大関】僕はこれから専門科目が増えてくるので、さらに活かす機会も多くなると思いますが、この講義を受けたことで世の中を見る目が養われたように感じています。ただなんとなく見ていたニュースも、いろいろな角度から自分で考えるようになりました。

【片平】私も、ニュースを見たときに、すべて頭から信じるのではなく、書き手の意見と事実の部分を分けて読み取るようにしています。フェイクニュースを信じてSNSで拡散してしまうことの危険性も理解でき、何でも鵜呑みにしないように気をつけるようになりました。

【北原】4年間にわたって使える知識や技術がこの15回の講義に詰め込まれているので、この先も活用してほしいですね。

【大関】キャリアの授業で卒業生の方が登壇して、就活での情報収集の仕方や社会人としての人生経験を話してくださったのも、すごく印象に残っています。自分の将来と照らし合わせながらキャリアについて考えることができました。

【片平】私も同じです。私の時は公務員として働いている卒業生の方が登壇して、面接で話す「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」を作るにはどうしたらいいかといったことを教えてくださったので、今できることは何か考えながら学生生活を送るようになりました。特に私は公務員志望なので、キャリア支援センターの活用方法なども教えてもらって、頻繁に行くようになりました。

——皆さん、学ぶスキルだけでなく、学ぶ姿勢のようなものも身につけたのですね。

【大関】そうですね。僕は2年次以降、より高い専門性を身につけるために、一つひとつの課題を通して、深いところまで追求していけるように取り組みたいと思っています。

【片平】私も大学生としての学び方は、受け身じゃいけないと実感しました。より積極的に、自分から学び取りに行かなくてはと感じます。そうした姿勢は、社会人になってからも求められるのではないでしょうか。

【北原】受け身ではなく積極的な学び。これがまさに大学での学びなんですね。「アカデミック・スキルズ」で学んだ知識は、それ以降の講義やゼミで実践してこそ力になります。自ら積極的に学びに参加する、そういった姿勢を大切にしてほしいですね。

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