04
01 2025

<JAPAN> 日本の中心で 言葉にできない 思いを絵に託す。

妄想アーキテクツ株式会社 代表取締役社長 髙松 瑞樹 2019年人文学部2部 英米文化学科卒業

北海道札幌月寒高校卒業。高校時代は弁論部に所属し、全国大会で優秀な成績を収める。大学在学中には独自に開発した弁論研修プログラムを企業に提供。卒業後は東京都内の民間企業に勤務し、個人事業主の期間を経て、2023年に妄想アーキテクツ株式会社を設立。

企業のビジョンや理念を可視化。大切にしているのはそのプロセス。

私が2023年に設立した妄想アーキテクツ株式会社は、言葉では伝えることが難しい企業ビジョンを1枚の絵として可視化する「ビジョンピクチャー®」というサービスを提供する会社です。企業のビジョンや理念は、そのすべてを言葉で表現すると膨大な情報量になり、せっかくの想いも伝わりづらくなってしまうことがよくあるんですね。そんな想いを1枚の絵に表現することで、企業が実現したい社会や世界観を直感的にイメージできるようにするのが私たちの仕事です。もちろん、見る人がワクワクするような絵を描くことも意識しています。そしてこのサービスを提供するうえで、なによりも大事にしているのが、クライアントである企業の皆さんにディスカッションをしてもらうというプロセスです。

ビジョンピクチャー®を考える際に、私はまずクライアントさんからたくさんの話を聞き出します。その会社が目指す姿や社会で果たしたい役割など、経営陣だけでなく従業員の方々も会社について真剣に考えることで、自分たちの仕事と向き合っていただくんです。これこそが、私たちが提供したい本来のサービスと言っても過言ではありません。このプロセスを経て、社長と役員、経営陣と従業員の目線を合わせることができ、よりよい会社に向かっていけます。その「よりよい会社」の象徴になる絵が、ビジョンピクチャー®なんです。私たちは単に絵をつくっているのではなく、どちらかというとコンサルティングに近いお仕事をしています。ちなみに、絵を描いているのは私です。それまで、本格的に絵を学んだことはありませんでした。あえていうなら、ノートの片隅にヒヨコを落書きするくらいのレベルでしたね。それでも、たまたま無職だった時期にイラストを描く仕事をいただいたのがきっかけとなって、独学で挑戦してみたら、「意外と私、描けるかも!」って、自分の新しい可能性を発見しました(笑)。

弁論少女が日本の中心で見つけた人の想いを絵にする仕事。

高校時代は弁論部に所属し、いろいろな大会に出場していました。その経験を活かして、北海学園大学2部に入学してからは、個人事業主として独自に開発した弁論研修プログラムを企業に提供していました。2部では昼間の時間を自由に使えるので、私のように勉強以外にも何かスキルや武器を身につけたいと考えている学生には最適な環境だと思います。学生時代はよく、東京に来て学生起業家の集まりなどにも参加していましたね。大学卒業後は、東京にある企業に就職し、半年後に退職。弁論の研修業で独立したのですが、コロナ禍で思うように研修ができなくなり、あえて半年間ほど無職の時期を過ごしていました。そんな時、知人から動画に差し込むイラストを描けないかと相談され、「やります!」と即答。

その時の絵からビジョンピクチャー®を思いついたんです。ビジョンピクチャー®には、その会社の歴史から現状、そして目指す未来まで、さまざまな要素が盛り込まれています。ある企業では、優秀な社員たちが、営業成績を伸ばし事業を拡大しようと一生懸命に働いていました。しかし社長が社員たちに大切にしてほしかったのは、目先の数字ではなくこの会社を通してどんな世の中にしていきたいかという想い。そこで社員を巻き込んで、会社が果たすべき役割などを話し合いました。すると、社員の皆さんの目が輝き始め、ビジョンピクチャー®が完成する頃には、未来のことを考えながら仕事を取り組めるようになりました。またビジョンピクチャー®は、会社のパンフレットや採用活動のツールとしても活用されています。弁論活動をしていた頃は、言葉で表現していた私が、今はその言葉を絵に変えて伝えていますが、根幹は変わっていないのかもしれません。毎回、史上最高傑作になるまで諦めない、そんな執念と狂気を大事に、妄想をカタチにしていきます。

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