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01 2025

<WORLD> 新卒から世界へ 海外で働き出して 6年目の現在地

日華化学株式会社 グローバル営業推進部 山内 貴央 2007年 経営学部1部 経営情報学科卒業

世界はとてつもなく広い。81億人もの人がさまざま国で生活しています。寒い場所も暑い場所もあるし、未来の都市のような最新技術に囲まれた街もあれば、壮大な大自然の中で慎ましく生きる人々もいます。暮らし方も、仕事の仕方も、遊び方も、あらゆることが多様です。日本とはまったく違う環境でチャレンジを続ける先輩の経験から、世界に出ることのイメージを膨らませてみてください。

かっこいい── 。憧れだけではじまった海外への挑戦。

大学に入学してしばらくは、これといってやりたいことがあったわけでもなく、サークルや部活に所属していたわけでもなく、アルバイトに明け暮れている学生生活でした。そんな毎日が変わるきっかけは、大学2年生の時に参加した短期留学プログラムでした。私の姉が高校生の時に短期留学していて「楽しそうだなぁ」と思っていたんです。海外に行って、異文化を体験してみたい。そんな好奇心から参加を決めて、カナダのオンタリオ州にあるブロック大学へ留学しました。これが本当に楽しくて、ほかの国にも興味が湧きました。タイ、カンボジア、アメリカ……、その後もさまざまな国を見て回りました。特にアメリカでは、大きな展示会での日本企業の食品ブースをお手伝いさせてもらったことで「海外で働く」ということに強い憧れを持つようになりました。

カナダへの短期留学やアメリカでの出展サポートを調整してくださったのは、当時、北海学園大学に在籍されていた内藤 永先生です。この内藤先生との出会いは、私にとっては本当にかけがえのないものでした。海外で働くという夢の実現のためにさまざまなアドバイスやサポートをしていただきまして、今も定期的に連絡を取っています。

就職活動では、若いうちから海外で働くことができる可能性を最優先で考えました。海外拠点の立ち上げを予定していた札幌の不動産企画会社にインターンとして参加し、そのまま卒業後に入社。ベトナムで宿泊施設の立ち上げと運営にトライしました。若さでどうにか乗り越えましたが、とにかく本当に大変でしたよ(笑)。たくさん失敗もしましたが、チャレンジすることの大切さも学びました。運営が落ち着いてきたところで後任にバトンタッチして、私は次のチャレンジを目指して転職活動をしました。インドの不動産会社でキャリアを積み、今の化学薬品を扱う会社に二度目の転職をしてきたところです。

違いを乗り越えて見出す、仕事のやりがい。

海外で働くと、言語の違い、文化の違い、仕事の仕方の違い、さまざまな違いに直面します。例えば、こちらが決めたスケジュールでなかなか動いてくれなかったり、日本人同士だと言わなくても自然と伝わる「暗黙のルール」がなかったり。ですから、ベトナムの宿泊施設ではずいぶんと苦労しました。工事も、家具の納品も、あらゆることがスムーズには進まない。予期せぬトラブルが毎日のように起きました。

当時はとても大変でしたが、あの時のたくさんの失敗が今に活きています。いろいろな失敗をして、そのたびに工夫をして、もう一度トライする。スケジュールの余裕を想定よりも長く設定したり、契約の仕方を見直したりと、さまざまな工夫をしてベトナムを離れる頃には自分なりの仕事の仕方をある程度は見出すことができました。

とはいえ、自分だけで乗り越えたわけではありません。海外で働く日本人という特殊な環境だからこそ、同じ境遇の仲間・先輩との絆が、会社の枠を超えて深まります。経験豊富な先輩方のアドバイスがなければ、乗り越えられなかったピンチがたくさんありました。

ベトナムやインドでは「日本人だから」という理由で、現地の人から信頼してもらえる場面が何度もありました。これもまた、異国の地で良い仕事を続けてきた歴代の先輩たちのおかげだと思います。日本人としての信頼を、これから海外で働くことになる後輩たちにも引き継がなければいけない、とも思っています。

大学時代に憧れた「海外で働く」というイメージを、思い描くだけでなく実現できてる。今はとても楽しいですし、やりがいも感じています。まだまだ日本に戻るつもりはなく、これからもチャレンジを続けていきたいと思います。

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