経営を学ぶうちに やりたいことが 少しずつ見えてきた。
「高校時代は、将来の目標がまだ漠然としていました」と振り返る。「きっと何かの役に立つ」と入学した経営学科では、2年生からゼミが始まり、フィールドワークなどにも積極的に取り組むことで、「やりたいことが見えてきた」と話します。今は、就活で成功することをゴールに見据え、学業へのモチベーションを高めています。
ゼミでは道の駅をテーマに、仲間と研究。
高校時代、学園大のホームページで「おもな就職先」を見て、「公務員や道内の民間企業に強い大学」という印象を持ちました。就職に強い大学で、どの業界でも活躍できる人物に成長したいと考えて、経営学部を志望。生きたビジネスが学べる講義を中心に履修しています。2年次からは、「経営組織」を研究する中村暁子先生のゼミに所属しています。社会に出ると何かしらの組織に属すことになるので、どんな職業に就いても必ず役立つ知識を学びたいと思ったのがきっかけです。組織について学んでみると、それまで人間関係や自分にリーダーシップが足りないとか、勝手に悩んでいたことが、実はもう学問として研究されていて、悩みの構造が解析されていることがわかりました。すると、自分の悩みに対する解決策も見えてくるんです。ゼミでの活動も、ただ闇雲に頑張るのではなく、仲間と共通の目標を持つことが大事だとわかりました。4人でグループを作って取り組んだ研究テーマは、北海道にある2つの道の駅を比較して人気の秘訣を探ること。小さなグループでの活動なので、あえてリーダーを設けず、4人全員がフラットに意見を出し合えるようにしました。学生主体で問いを立てて現地調査やクチコミ情報の分析を行う中で、いろいろとうまくいかないことも。その都度、みんなで一緒に悩んで相談し、課題を解決してきました。ここでも、組織に関する勉強が役に立ったのかなと思います。仲間と研究する楽しさを味わえました。

ビジネスモデルの学びが就活に直結。
入学した時は、まだやりたいことがはっきりしていなかったので、1年次に開講されている専門の基礎科目は全部履修しました。「とにかく、やってみないとわからない」と思ったからです。「興味がない」と頭ごなしに決めつけて、後から悔しい思いをしたくはありませんでした。そのおかげで、自分の興味関心がわかってきて、2年次のゼミ選択につながったのかなと思います。正直、2年生からゼミに所属できたのは、結構意外でした。でも、早めにゼミが始まったことで、友だちができたり、やりたいことが見つかったりと、すごくよかったと感じています。

それから1年次に、実際のビジネスモデルを毎回1社ずつ掘り下げる授業があったのですが、いろいろな企業のことが知れて、「こういう会社で働きたいな」とか「こんな仕事がおもしろそう」とか、少しずつ興味が出てきました。一つの業界に絞ってレポートを書く課題が出た授業は、業界研究にもなりました。授業を通して、気づいたら1年生の時から就職活動が始まっているような感じですね。今は、やりたいことがはっきりしてきて、就活で成功することをゴールに見据えています。だからこそ、学業も頑張れているんだと思います。
学園大の経営学科は、私のように高校時代にはまだやりたいことが見つかっていない人にこそおすすめしたい学科です。経営の知識はどんな組織に所属しても役に立つことですし、生きた経営を学べば、きっと興味や可能性を広げることができると思います。

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