レポートやテストが勉強のメリハリに。 興味あることを調べるのは楽しい︕
大学4年間、続けると決めたコンビニでのアルバイト。
酒井さんは、テストの前でも一度も休んだことがないと言います。その秘訣は、日々の積み重ねにあるそう。レポートやテストを想定し、「普段から準備をしているんです」。

過去から現在まで、興味あることを深掘り
高校時代から日本史が好きだったので、進路を決めるときは歴史に関することが学べて、将来のために学芸員資格を取れるところをと考え、この大学を受験しました。1年次から今までずっと、興味を引かれる科目を次々に学べていることに、とても満足感を感じています。歴史と言っても、単に出来事や偉人の功績を覚えるといった表面的なことではなく、その時代の人々の生活や文化、学生はどんな服を着てどんな日常を送っていたかなど細かなところまで探っていくのが面白い。とりわけ私は大正時代に関心があって、昔の画像を参考資料にする講義などは毎回興味津々です。
一方で、LGBTなど現代の社会問題を扱う科目や、外国人に日本語を教えるための理論を学ぶ科目なども履修しています。とにかくいろんなことに興味が広がって、それを一つずつ、どんどん掘り下げていきたいと思っています。

空きコマを活用して、スマホでレポートの準備
履修した科目の評価は、レポートやテストで決まります。私は何事も早めに準備しておかないと不安になるタイプなので、レポートはいつ提出を求められてもいいように、課題に取り組み始めたときから書く内容を決めて少しずつリサーチします。授業の合間を利用して、自ら調べたことや思いついたことをスマホに打ち込み、パソコンに転送。最終的にそれをまとめてレポートに仕上げます。いつも締切の1週間前には完成させますね。そうでなきゃ、心配で(笑)。
テストも同じように早々に対応していますが、辛いとか大変とか思ったことは全然ないですね。というのも私自身、好奇心を持って調べていますから。資料をめくって、新しい知識が得られたり、ばらばらだった知識が整理されていくことに手応えを感じることの方が圧倒的に多いです。

卒論のテーマは「見世物小屋」。博物館に興味があります
「文化人類学」の先生のゼミに所属しています。自分の好きなことを自由に研究させてくれるゼミで、私は卒論のテーマを「見世物小屋」に決めました。珍しい物を見せる、という点で見世物小屋は博物館の成り立ちにも影響を与えてきたそうです。今ではめっきり少なくなった見世物小屋ですが、その歴史や文化的背景を調べるのはすごく楽しい。もともと博物館が好きで、学芸員課程を履修した私ですから。
1年のときに博物館での実習があり、学芸員の大変さも分かりましたが、それ以上に魅力を実感。やっぱり目標の一つからは外せない。とはいえ、将来のことはまだはっきりと決めず、幅広く考えたいとも思っています。一般企業への就職にも興味があり、インターンシップもいろいろ経験しながら、じっくり卒業後の道を考えるつもりです。

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